第三者的には「お客さまのご自由に」かもしれないが、「連鎖の反応」として、利用者が下に行くことは重々承知のうえであろう。いずれにせよ、この規制の真意は自分たちの「債権保全」を大前提にしているオブラートにすぎない。5社と契約していても、そのうち現在進行形で3社利用中であれば解漱上お客さまになってもらうまでは、「お客さま第一主義」だが、お客さまになってもらったあとは、「債権第一王義」に変わる。しかし、後者の公告は決してアナウンスされません。消費者金融は、自社はもちろん他社についても「借入中」の債権をことさら注視する。まあ、それが事業なので当然といえば当然だが、逆にいえば「完済」された債権はすべて。終わったものとして情報上処理し判断されるのである。
経営のトップにどの銀行出身者が就くかという問題にはじまり、「これまでは、こうしていた」「ウチではこうだった」などという現場レベルでの小さないざこざまで、さまざまな摩擦が生じたのである。大企業を得意先としていた銀行と、小口融資を中心に営業展開していた銀行が合併すれば、両方にメリットがあると考えられがちだが、両方が足を引っ張り合って、逆に効率が悪くなるという傾向が見られたのだ。長い年月をかけて醸成された、その銀行特有の行風はI朝一タで変わらないという証左といえるだろう。そのうえ、利用者にとっての最大の関心事である金利の問題もある。銀行の数が減って寡占化することによって競争原理が働かなくなり、金利設定が銀行側の意のままになりかねない。預金金利は低く、貸出金利は高くという設定がそれだ。とりあえず家の近くの支店に口座を開くというのではなく、少なくなったからこそ、どこの銀行と取引するかという目が利用者にも求められる時代なのだろう。
理由は何であれ、知らない人からATMを使ってお金を振り込んでほしいという電話がかかってくれば、振り込め詐欺と疑ってかかったほうがよいでしょう。金融機関から別の金融機関にまとまった資金を移動させるような場合、ATMを使って振り込むと、1日の限度額までとなっているため、限度額を少なめに設定していると、なかなかはかどりません。窓口を使って振り込めば、相当な資金を移動させることも可能ですが、身分証明書の提示を求められるほか、高めの手数料を支払わなければなりません。しかし、比較的まとまった資金を簡単に振り込む方法があります。それはネットバンキングを利用して、振り込むことです。ネット銀行だけでなく、大手銀行でもネットバンキングの口座を開設すれば、かなりまとまった金額の資金を振り込むことが可能です。